キーボードを使っているときにホコリやゴミなどがキーの隙間に入り込んで掃除が大変になったりしませんか?今まで多くのキーボードにはずっとキーボードカバーを使ってたのですが、とうとう使うのをやめました。長年キーボードカバーを使ってきたので、ここではメリットとデメリットを書きとめておこうと思います。
今まで使ってきたキーボードとキーボードカバー
Microsoft Modern Keyboard with Fingerprint ID(EKZ-00001)というBluetooth接続ワイヤレスキーボードを使ってました。この製品はSurface向けキーボードにWindows Hello認証の指紋センサーが付いていて、日本では販売されていないモデルです。デザインは非常に気に入っていたのですが、充電がUSB-CではなくMicro USBだったのとコンパクトサイズのキーボードが欲しくて手放しました。キーボードカバーも合わせて購入したのですが、指紋センサー部分のキーはカバーが付いている状態だとHello認証できないため、そのキーの部分だけ切り抜いて使ってました。
最近まで使っていたのが、LenovoのThinkPad トラックポイント キーボード IIです。ノートパソコンThinkPad Carbon X1を使っていたので、ノートパソコンと同じ感覚で使えるのが気に入っていました。ノートパソコンThinkPad Carbon X1と外付けキーボードLenovoのThinkPad トラックポイント キーボード IIはキーボード周辺デザインが全く同じなので、キーボードカバーは両方とも同じものが使えます。家で使うノートパソコンが変わったので、LenovoのThinkPad トラックポイント キーボード IIを手放しました。
LenovoのThinkPad トラックポイント キーボード IIから乗り換えを検討している時に使っていたのがロジクールのMX Keysです。英語配列版キーボードを探していて、窪んだ形状のキーと全体的なデザインが気に入って、米国Amazonでキーボードカバーと合わせて購入しました。打鍵感など操作性は完璧だったのですが、10キーなど使うフルサイズキーボードで机に対して大きくて気になっていました。ちょうど、同じキーボードのコンパクトサイズ版のMX Keys Miniが発売されたので、こちらも手放してしまいました。
MX Keysコンパクトサイズ版のMX Keys Miniを購入しました。ノートパソコン内蔵キーボードが日本語配列だったのでMX Keys Miniも合わせて日本語配列版を購入しました。結局、MX Keys Mini日本語配列版は一時的な使用だったのでキーボードカバーは購入しませんでした。
現在はMX Keys Mini英語配列版を使っています。こちらは海外の公式サイトで購入したのですが、合わせてキーボードカバーも購入しました。
キーボードカバーのメリットとデメリット
キーボードカバーを使ってきた一番の理由=メリットは書くまでもないかもしれませんが、キーボード本体の汚れを防ぐことができることです。特に、キーボードは複数のキーがあり、どうしてもキー間の隙間にホコリなどゴミが入り込んでしまいます。キーボードカバーを使うと、これらのゴミが入り込むことを防いでくれます。キーボードカバー自体が汚れてきたら新しいものに取り換えるだけで新品と同様に再度使うことができます。今までは、最低でも一年に一度はキーボードカバーを新しいものに交換していました。文字に書くまでもないと思うかもしれませんが、これはキーボードカバーの最大のメリットで、このおかげで使用しなくなった際にフリマなどで少しでも高く売ることができ、購入者にとってもゴミが入っていないきれいな状態のキーボードを手に入れることができてお互いメリットがあります。
おかげで2年間ほぼ毎日使用したThinkPad トラックポイント キーボード IIがキー間にゴミが入ってなく非常に状態が良かったです。写真だと分かりにくいかもしれませんが、一度も使用していなかったクリックボタンの隙間には少しだけゴミが入っていましたが、キーボードカバーが覆ってたキーにはゴミが入っていませんでした。
逆に、キーボード本来のキーの上にシリコンなどで作られたカバーをタイプすることになるので、本来の打鍵感を失ってしまうことが一番のデメリットです。ただし、キーボードによって失われる打鍵感は異なり、例えばThinkPad トラックポイント キーボード IIはキーボードカバーを使ったことによる失われる打鍵感はMX Keys Miniよりは少ないです。どちらともキーストロークは同じですが、ThinkPad トラックポイント キーボード IIの方はより柔らかい打鍵感なので気にならないのかもしれません。また、MX Keys Miniではキーボードカバーを使うとシリコンなど本体材料の影響からかキートップに汚れのようなものが付着してしまいました。
キーボードカバーを付けるかどうか
今回、MX Keys Mini英語配列版を使い続けることにしたので、フリマなどで売ることを考えてキーボードをきれいな状態で維持できるメリットより本来の打鍵感を失ってしまうデメリットを気にしてキーボードカバーを外して使うことにしました。逆に言えば、半年や一年でパソコン環境が変わることが想定される場合はフリマでできるだけ高く売ることができるようにキーボードカバーを付けて状態をきれいに維持した方が良さそうです。
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