Raspberry Pi OS上にStrapiをインストールしたので、再度インストールする自分用メモとして手順を記載しておきます。
インストールした対象Raspberry Pi OSは以下の通りです。
Raspberry Pi OS with desktop
- Release date: November 19th 2024
- System: 32-bit
- Kernel version: 6.6
- Debian version: 12 (bookworm)
- Size: 1,177MB
Strapiインストール条件
Strapiをインストールするためには以下条件を満たす必要があります。今回はお試し目的なので、SQLiteデータベースを利用します。Raspberry Pi OSにはPythonがインストール済みなので、npmをインストールすることにしました。
- Node.js: Active LTSもしくはMaintenance LTSバージョンのみがサポートされます
- 好みのNode.jsパッケージマネージャ:
- npm (v6 and above)
- yarn
- pnpm
- Python (SQLiteデータベースを使用する場合)
npmとNode.jsをインストール
既存のRaspberry Pi OS上のaptリポジトリは適切ではないため、npmをインストールためにはNodeSource によって管理されているリポジトリを利用することをお勧めします。NodeSource は、Node.js公式のバイナリディストリビューションを提供しているため、Active LTSを安全かつ簡単にインストールできます。
ターミナルで以下コマンドを実行し、NodeSource セットアップ用スクリプトを使ってAPTレポジトリを更新します。
curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_lts.x | sudo -E bash -
ターミナルで以下コマンドを実行し、Node.js をインストールします。この方法にたどり着く前はもっと複雑な方法でインストールしていました。。。
sudo apt install -y nodejs
Strapiをインストール
StrapiのWebサイトに記載があるように、以下コマンドを実行することでStrapiのインストールとプロジェクトをセットアップすることができます。
npx create-strapi@latest
セットアップ中にターミナルでいくつか質問されるので、好みに合わせて選択していきましょう。お試し用途なのでStrapi Cloudへのサインアップはスキップすると良いと思います。
Strapiを起動
Strapiを起動するためには、プロジェクトフォルダにて以下コマンドを実行してください。プロジェクトフォルダは「/home/ユーザ名/プロジェクト名」になります。プロジェクト名は、Strapiセットアップ中に質問されるのですが、デフォルトではmy-strapi-projectになっています。
npm run develop
Strapiインストールのための最新情報は以下公式サイトで確認ください。
コメント