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デスクで使うUSB充電器の決定版、Anker Nano Charger (130W, 6 Ports)

去年、Apple Watch 9を購入して標準のUSB充電ケーブルがUSB-Cになったこともあり、デスクで使っているAnker製USB急速充電器、Anker PowerPort Atom III 65W Slimに搭載されている二つのUSB-Cポートではポート数が足りなくなってきました。と思っていたら新しいUSB急速充電器、Anker Nano Charger (130W, 6 Ports)が発売されたのでレビューしたいと思います。

外観と仕様

Anker Nano Charger (130W, 6 Ports)はブラックとホワイトの二色展開なのですが、今回は両方買ってみました。パソコンなどがある作業用デスクとダイニングテーブルの両方に置きたくて、それぞれブラックとホワイトを買ったということです。

それぞれ開封してみると、本体と電源ケーブルとお決まりの説明書類の他になんとケースが付いてました。ちなみに電源ケーブルは本体色に合わせてブラックとホワイトでした。ケースはどちら共ブラックですね。

両モデルに共通するケースを見てみると、左側に電源ケーブルが十分入るスペースがあり、右には本体がぴったりと入るスペースがありました。右側はスペースが上下に分割されているのですが、片方に本体がぴったりと入るのですが、もう片方にもスペースがあるのでUSBケーブルなどいれると良さそうですね。

ここからは、Anker Nano Charger (130W, 6 Ports)の形状や仕様から、この機種がAnker PowerPort Atom III 65W Slimの後継機扱いだと思われるので、これらの機種の形状と仕様を比較したいと思います。

一番大きく異なるのはUSB-Cのポート数です。Anker PowerPort Atom III 65W Slimでは2ポートだったのに対して、Anker Nano Charger (130W, 6 Ports)では4ポートになりました。Anker PowerPort Atom III 65W Slimの唯一の不満点だったUSB-Cポート数が3ではなく一気に4になったので、個人的にはこれだけで即決でした。

Ankerは最近機種のiPhoneやMacの仕様に合わせてUSB充電機を発売する傾向にありますが、14インチBook Proで高速充電するために必要な96W以上を出力できるUSB-Cポートなど、最近の傾向に合わせて高出力になっています。その分重くなりましたが、個人的にはこの製品を持ち運ぶことはないので全く問題ありません。

機種名Anker Nano Charger (130W, 6 Ports)Anker PowerPort Atom III 65W Slim
形状
サイズ約 100 x 100 x 19mm約88 × 86 × 18mm
重さ約320g約162g
入力100-240V~, 2.0A, 50-60Hz100-240V~, 2.0A, 50-60Hz
ポート数USB-C x 4
UAB-A x 2
USB-C x 2
UAB-A x 2
最大出力(USB-Cポート1)100W45W
最大出力(USB-Cポート2)65W20W
最大出力(USB-Cポート3/4)20W
最大出力(USB-Cポート1/2)12W12W
複数機器への出力調整機能
温度管理ActiveShield️ 2.0

薄型で前面にUSBポート、背面に電源ケーブルが搭載されている形状は非常に似ています。Anker Nano Charger (130W, 6 Ports)は4つのUSB-Cポート以外にも2つのUSB-Aポートが搭載されていますが、USB-Aポートは側面にあります。主に使うポートがUSB-Cになったので、全面のUSB-Cポートだけ使用するという人も多くいると思います。この状況を想定しているのか、よく考えられたデザインですよね。

サイズは厚さがほとんど変わりませんが、Anker Nano Charger (130W, 6 Ports)のほうが縦横それぞれ1cm程度大きくなりました。表面処理も変わっていて、Anker PowerPort Atom III 65W Slimが斜めに線が入った布を想像させるようなデザインだったのに対して、Anker Nano Charger (130W, 6 Ports)はマットで高級感がある仕上がりになっています。

デスク上ではiPhone用のLightningケーブルと各種充電用のUSB-Cケーブル、Apple Watch充電用のUSB-Cケーブルを使いたかったので3ポートあれば十分です。これに加えてパソコンを充電することもできると考えるとこのUSB充電器だけで事足ります。

公式サイトなどに掲載された画像だとUSBポートが配置された面がシルバーに見えるのですが、実際に見ると黒に非常に近いです。上面のマットな黒と側面の黒みがかったシルバーの組み合わせが非常に良いです。製品デザインは、公式サイトの写真より10倍以上良いです。

正面から見て右側の側面に2つのUSB-Aポートが配置されています。これは必要な人は使っていいけど、メインは正面にあるUSB-Cであることが意図されたデザインだと勝手に理解しました。いや、この配置にすることで正方形デザインを維持できているのでものすごく好みです。

背面にはいわゆるメガネ型電源ケーブルを接続するための差し込み口があります。電源ケーブルの差し込み口があるということはケーブルを変更できるということなので、100-240Vまで対応している製品を各国の電源プラグ形状にあった電源ケーブルを使うことで日本国外でも使用することができます。実際に日本国外に住んでいるときにAnker PowerPort Atom III 65W Slimの電源ケーブルを変更して使ったことがあります。

想像していなかったのが電源ケーブルの違いです。右のAnker PowerPort Atom III 65W Slimではいわゆる固めの電源ケーブルだったので取り回しが少し難しかったのですが、Anker Nano Charger (130W, 6 Ports)の電源ケーブルは少し柔らかめなので円状にくるくるするなど取り回しがしやすくなりました。ケーブル自体も太くなったのでこの違いはありがたいですね。

ここまでAnker Nano Charger (130W, 6 Ports)のブラックを見てきましたが、ホワイトもマットな白とシルバーが合っていて、実際の配色がすごく良いです。公式サイトだと側面のシルバーがテカテカして見えますが、実際にはあんなにテカテカしていません。実際の製品の方が高級感がありますね。

実際に使用してみての感想

結論から書くと自宅でのUSB充電器の決定版になるような製品です。USB-CとUSB-Aのポート数と出力性能も十分ですし、とにかくデザイン、特にマットな質感と配色が最高に良いです。薄い形状とUSB-Cポート数の仕様を見て即決だったのですが、デザインが非常に良いです。例えば、ダイニングテーブルでiPadとiPhoneを充電するために使いたいので以下写真のようにダイニングテーブルの上に設置しても薄めのテーブルの色とのバランスも良いと思います。

今までは別のUSB充電機、Anker 521 Power Stripを使っていたのですが、USB-Cポート数が足りずすこし不格好な感じだったのが一気に解消されました。本当はAnker 521 Power StripのサイズそのままでUSB-Cポートが2つになった製品があれば良かったですが。。。

作業用デスクにはブラックを置きました。今までの一番左の100W出力可能なポートが使わずにカバーを付けています。ちなみに側面のUSB-Aポートは基本的に使用しないため、こちらにもカバーを付けています。電源につなぐとうっすらと光っているのですが、公式サイトの画像だともっと眩しそうに見えます。

これは買って損しない製品だと思います。ノートパソコンを充電したい人にもおすすめですし、iPadやiPhone、Apple Watchなど小さい目のデバイスを充電したい人にもおすすめです。ぜひ検討してみてください。

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