ライブやクラブなど大音量の音楽が流れている場所に数時間いると、その後に音が聞こえにくくなる経験がありませんか。このような難聴や耳鳴りはほとんどがすぐに消えますが、残ってしまうケースもあります。このような聴覚障害を防ぐためのプロテクター、Crescendo Music 20を購入したのでレビューしたいと思います。
外観と仕様
他にも同等製品は存在していましたが、Crescendo Music 20というイヤープロテクターを購入しました。イヤープラグ本体が透明で、音圧を下げてくれるフィルタが白なので、外で付けた際に目立たないことを期待してこの製品を購入しました。
Crescendoブランドには、コンサートホールやバーでの使用を想定して設計されたCrescendo Music 20の他にも、テクノやロックなど向けに設計されたCrescendo Dance 20などが存在しています。これらを比較検討したわけではありませんが、Crescendo Music 20のパッケージ裏を見るとクラブやバーという記載もありますし、音圧提言効果など能力情報もCrescendo Music 20と全く同じです。
Crescendo Music 20は2種類の大きさのイヤーチップとフィルタ、キャリングケースで構成されています。下の写真にあるようにイヤーチップは白色透明で耳に入れたときに目立ちません。また、フィルタも白色透明のイヤーチップと近い白色です。
イヤーチップはシリコン製だと思いますが、非常に柔らかくて軽いです。耳に入れたときにも装着していることを忘れてしまうくらい快適です。サイズが合う方のイヤーチップにフィルタを入れて使用します。
フィルタは柄が見える側を外にして装着してください。このフィルタが音を適切に低減してくれるので付け忘れないようにしてください。フィルタの裏側には薄い布のようなものが張られています。写真を見ると右側には布がないように見えますが、しっかりと張ってありました。
キャリングケースはアルミ製なので非常に軽く、実測でイヤーチップ含めて20g程度でした。このキャリングケースのおかげでイヤーチップの形状を崩すことなく持ち運ぶことができます。
実際に使ってみての感想
クラブに行くと家に帰った後に耳が聞こえづらくなっていたのですが、Crescendo Music 20を使い始めるとこれが見事に解消されました。これだけで本当に買って良かったと思えました。
EDMだと音が全体的に小さくなるのですが、十分に音楽を楽しめる程度には聞こえますし、近くにいる人の声は問題なく聞こえました。言ってしまえば、耳栓とフィルタだけなのにここまで効果があるとは思ってもみませんでした。
イヤーチップが白色透明なので外から見えづらいので付けていても特に気になりません。装着する際には飛び出ている部分が下側に来るようにすれば目立たないし、飛び出てる部分を引っ張れば簡単に取り外すことができます。
ライブやクラブが好きな人は難聴になるリスクを避けるためにも使用することをおすすめします。音圧が低減されますが、十分に音楽を楽しむことができます。帰った後の耳が聞こえづらくなって、翌日に戻っているかどうか気にしなくて済むようになるので本当におすすめです。
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