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第5世代からの乗り換えにぴったりなiPad mini(A17 Pro)

iPad mini (第5世代)が発売されてから5年間使ってきましたが、充電端子がLightningからUSB-Cに変更されたので、iPhoneとiPad miniを同時にUSB-C対応機種にすることを考えていました。iPad mini(第6世代)は購買意欲が湧かず後継機を待っていたのですが、突然iPad mini 7が発売されたので発売日にポチっと購入しました。

外観と仕様

これまで、iPad mini (第5世代)とiPad mini(第6世代)と名称に世代数が付いていたので、てっきり新型の名称はiPad mini(第7世代)と思っていたのですが、実際はiPad mini(A17 Pro)と世代数に代わってチップ名称が付くようになりましたね。ちょっと呼びづらいので、本記事ではiPad mini 5とiPad mini 7と書かせてもらいます。

iPad本体は主張しない色が好みなのと閲覧が主目的なので本体容量は一番少ないモデルを選ぶようにしています。iPad mini本体への傷を防止するためにApple純正ケースとフィルムも必要です。さらに、iPhone充電用Lightningケーブルと違いを明確にするためにセージと近い色のUSBケーブルが欲しいなあと思いました。そのため、今回は以下商品たちを購入しました。

  • iPad mini Wi‑Fiモデル 128GB – スターライト
  • Smart Folio – セージ
  • POWER SUPPORT Antiglare film for iPad mini (第6世代)
  • Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 0.9m – ミントグリーン

やっぱりガジェットを開封するときは最高に幸せですね。使い始めより開封する瞬間の方が幸せ度合は高いかもしれません笑。ガジェット好きな人にはこの気持ちを分かってくれる人は少なからずいると思います。

iPad miniの箱を開けるとドキュメント類、本体、アクセサリが入っていました。iPhoneは充電器が付属しなくなりましたが、iPadはまだ付属してるのですね。充電器は複数ポート備わっている他社製品を使っているのでケーブルすら使わないことが多いです。アクセサリを新品状態で持っていると後継機種に乗り換えるときに売りやすいという理由もあり使わないことが多いですね。いっそのこと、充電器とケーブルはなしでもいいと思っているくらいです。ケーブルはさすがにNGかもしれませんが。

純正ケースのSmart Folioは開封といっても外箱にケースが入っているだけなのでシンプルです。セージとは灰色がかった緑なのですが、実際の見た目は灰色に近い緑という印象です。個人的にはシンプルな色が良かったのでWebサイトで見た色より好みでした。

ここからは純正ケースを付けた状態でiPad mini 5と比較してみたいと思います。大きな違いとしては、ホームボタンがなくなり画面がフルスクリーンのように広がり、USB-C対応になったことが挙げられますね。以前はホームボタン使いやすい!と思っていましたが、iPhone SEからiPhone 13 miniに乗り換えたこともあり、ホームボタンがあるデザインは古く感じるようになりました。また、EU(欧州連合)のおかげでiPhoneも去年からUSB-C対応になったので、USB-C対応iPhoneを持っている人にとっては充電ケーブルを統一できるので、これだけでも買い替える理由になり得ます。

デザイン以外での大きな違いはチップ性能ですね。ベンチマーク結果を見るとiPad mini 7はiPad mini 5と比較して、CPU性能は2-3倍、GPU性能は3.7倍、AI性能は7倍程度向上しています。正直、これだけでもiPad mini 5から買い替える価値があります。チップ性能向上に伴いOSやアプリの基準性能も向上するため、今後はアプリがきびきび動かなくなる可能性があります。

Appleとしては、Apple Intelligenceをサポートするデバイスを増やすために最小要件となるA17 Proを載せてきたのでしょうね。ただし、Apple Intelligenceの日本語対応は2025年を予定しているので、現時点では買い替えるための大きな理由にはならないでしょう。また、iPad mini 5はiPad mini 7発売時点での最新版iPadOS18に対応していますが、来年リリースされるiPadOS19はサポート対応外になる可能性があります。

名称iPad mini (第5世代)iPad mini(A17 Pro)
外観
発売日2019年3月28日2024年10月23日
価格(発売時)45,800円78,800円
スペースグレイ
シルバー
ゴールド
スペースグレイ
ブルー
パープル
スターライト
容量64GB
256GB
128GB
256GB
512GB
サイズと重量高さ:203.2 mm
幅:134.8 mm
厚さ:6.1 mm
重量:308.2 g(Wi-Fi + Cellularモデル)、300.5 g(Wi-Fiモデル)
高さ:195.4 mm
幅:134.8 mm
厚さ:6.3 mm
重量:297 g(Wi-Fi + Cellularモデル)、293 g(Wi-Fiモデル)
同梱物iPad mini
Lightning – USBケーブル
USB電源アダプタ
iPad mini
USB-C充電ケーブル(1m)
20W USB-C電源アダプタ
ディスプレイ7.9インチ
Retinaディスプレイ
IPSテクノロジー搭載LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ
広色域(P3)
True Tone
耐指紋性撥油コーティング
フルラミネーション
反射防止コーティング
500ニトの輝度
8.3インチ
Liquid Retinaディスプレイ
IPSテクノロジー搭載LEDバックライトMulti-Touchディスプレイ
広色域(P3)
True Tone
耐指紋性撥油コーティング
フルラミネーション
反射防止コーティング
500ニトの輝度
Apple Pencilのホバー
チップA12 Bionicチップ
6コアCPU
4コアGPU
8コアNeural Engine
A17 Proチップ
6コアCPU
5コアGPU
16コアNeural Engine
Apple Intelligence対応
カメラ8メガピクセルカメラ、ƒ/2.4絞り値
1080Pビデオ
7MP FaceTime HDカメラ
12MP広角カメラ、ƒ/1.8絞り値
4Kビデオ
12MP超広角フロントカメラ
センターフレーム
コネクタLightningUSB‑C
認証ホームボタンにTouch IDを搭載トップボタンにTouch IDを搭載
スピーカーとマイクステレオスピーカー
2つのマイク
ステレオスピーカー(横向き)
2つのマイク
WiFiWi-Fi 5Wi-Fi 6E
モバイル通信4G LTE5G
キーボードBluetoothキーボードに対応Bluetoothキーボードに対応
バッテリー最大10時間最大10時間
Apple PencilApple Pencil(第1世代)に対応Apple Pencil Proに対応

ケースを付けた状態で比較するとぱっと見は違いがよく分かりません。iPad mini 5は高さが1cm程度大きいため少し縦長に見えるかもしれません。

ケースのデザインも比較的似てるので表から見ると違いが分かりづらいですが、裏から見ると違いがはっきりします。iPad mini 5のケースはSmart Coverという名前でディスプレイがある表面だけカバーするケースでした。一方で、iPad mini 7のケースはSmart Folioという名前で表面だけではなく裏面もカバーしてくれます。これは、iPad mini 7の裏にあるカメラが出っ張っているので机に置いたときにカメラレンズが傷つかないようにカバーしています。

やはり表面は全く違いますね。画面サイズが上下に大きくなっているので、モダンなデザインという印象を受けます。iPadはインチサイズが異なってもベゼルの幅が同じくらいなので、iPad miniだと画面に占めるベゼルの割合が大きくなり、他にも画面サイズが大きいiPadを持っている人にとってはベゼル幅が太すぎるのが気になりそうです。iPad miniしか持っていない人は、こういうもんだと理解するしかないので、ある意味幸せかもしれません。

みなさん、iPad miniを使うときはどのような角度で使ってますか?iPad miniを机の上に置いて使うするときは角度をなだらかにしてタップ操作できるようにすると便利ですよね。PCとは違ってキーボードが手元にないので画面をタップしやすい角度の方が操作するときに便利です。iPad mini 5とiPad mini 7を比較してみたのですが、ほとんど同じような感覚で操作できそうです。

映画など長時間まとまった時間で画面を眺める場合はスタンドを立てて使うときもありますよね。この場合、iPad mini 7はiPad mini 5と同じような角度で使用することができます。このようなスタイルで使用する際にiPad mini 5は右側のスピーカーからのみ音が聞こえますが、iPad mini 7は左右のスピーカーから音が聞こえるので臨場感はより高いと思いますよ。

実際に使ってみての感想

iPad mini 7を使ってみて思ったのですが、iPad mini 5って思ったよりキビキビと動作しますね。もちろん、全体的にiPad mini 7の方が快適に動作するのですが、iPad mini 5でも全く問題ないです。アプリを使うときはどうしてもiPad mini 7の方が動作が早いのですが、画面を見る時間が多いWebサイト閲覧や電子書籍であればiPad mini 5で十分ですね。

自分の使い方がライトユースなのでiPad mini 5の現役さを思い知ったのですが、そうだとしてもホームボタンやLightningポートなどiPad mini 5の筐体デザインはさすがに古くなってきています。また、iPad mini 5は最新iPadOS18に対応していますが、来年リリースされるiPadOS19に非対応となる可能性もあります。

iPad miniはハードウェアの更新頻度が非常に少ないので、最新機種を長く使うことができるので発売してすぐに購入することをおすすめします。買い替えるときに持っている機種をフリマアプリなどで売ると購入時の足しになりますし。

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