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オーディオ・ビジュアル

どこでも音楽を楽しめるワイヤレスポータブルスピーカーSRS-XB13/SRS-XB100

海外に長期滞在する機会があったので、プールサイドで音楽を聴きながら一日中のんびりするような生活をしてみたくて、Bluetooth接続可能なポータブルスピーカーを購入しました。

色々なメーカーがポータブルスピーカーを発売していますが、外で使うことを想定してデザインと色でソニーのポータブルスピーカー、SRS-XB13を購入しました。

SRS-XB13の外観

商品パッケージを開けると、本体とUSB充電ケーブル、説明書などのドキュメントが入っています。特にパッケージに特長があるわけではなく、必要最低限の物が入っていますね。

色は、(B)ブラック (C)ベージュ (L)ライトブルー (P)コーラルピンク (LI)パウダーブルーの5色が用意されています。プールサイドで使うことを想定していたので、ブルー系のライトブルーを購入しました。

SRS-XB12では丸っこい形状だったものが少し円錐形になりました。個人的にはSRS-XB12のデザインの方が好きでした。実は、メガネ屋さんのプレゼント企画でSRS-XB12をもらったことがあるのですが、それを手放してまでSRS-XB13を購入にしました。一番の理由がSRS-XB13から充電端子がUSB-Cに変更になったことです。充電ケーブルを複数用意するのを避けるためにも充電端子はUSB-Cに統一できるのは助かります。この記事を書いている2023年6月時点では、iPhoneを除いて多くのデバイスはUSB-Cに移行しています。

新型SRS-XB100とSRS-XB13の比較

私はSRS-XB13を購入しましたが、2023年5月に新型SRS-XB100が発売されているので、これからSONYのワイヤレススピーカーを買う人はSRS-XB100が主流になると思います。そのため、新型SRS-XB100と旧型SRS-XB13の比較をしておきます。

デザイン

製品デザインは少しだけ変わりましたね。新型のSRS-XB100は縦じまのデザインが追加され、SONYのロゴが白から切り抜きに変更されています。新型の方に高級感を感じる人もいると思いますし、旧型の方がカジュアルで好きな人もいるでしょうね。個人的にはさらに旧機種SRS-XB12の丸っこいデザインが好きです。

SRS-XB100
SRS-XB13

製品のカラーバリエーションも変わっています。SRS-XB13ではブラック、ベージュ、ライトブルー、コーラルピンク、パウダーブルーだったのですが、SRS-XB100ではブラック、シルバー、ブルー、オレンジに変更されました。SRS-XB100では比較的落ち着いた配色になった印象ですね。個人的にはSRS-XB13のライトブルーが好きです。

SRS-XB100
SRS-XB13

仕様

外観は、サイズは両機種とも同じです。本体重量はSRS-XB100が約274gと21g重くなっています。このスピーカーは常に手に持つような使い方をする人は少ないはずなので、重量が問題になることは少ないかと思います。

音質に関しては、スピーカーのタイプと大きさは全く同じです。一方で、スピーカーの形状が変わり、公式サイトによると「スピーカーのグリル開口部を拡大したことで、重低音とボーカルなどの中高域が広がりのある音で楽しめます」とのことです。正直、このサイズのスピーカーでどこまで変わるのでしょうかね。

また、音質に影響する対応コーデックや伝送帯域にも変更はありません。同じ機種を2台一緒につなげてBluetooth接続することでステレオ再生で音楽を楽しめるStereo Pair機能も両機種搭載されています。このStereo Pair機能はこのタイプのスピーカーでは伝統的に採用されていますね。

使い勝手という点では、持ち運ぶタイプのスピーカーだと使用可能時間は気になります。消費電力はSRS-XB100は旧機種の3Wから2.5Wと削減されていますが、約4.5時間の充電で約16時間再生できるバッテリー性能は変わっていないので、ユーザー視点での違いはありませんね。

気になる点としては、SRS-XB100はBluetoothのバージョンが4.2から5.3に上がっています。Bluetooth 5.2以降では、LE Audioという新規格により低遅延で音楽を楽しめ、LC3という新コーデックで音質向上も期待できます。この新規格はSONYが積極的に標準化をリードしていたので、SONY製品での活用が期待されています。また、マルチストリーム(左右独立でイヤホンに音声伝送・同期可能)やブロードキャスト(同じコンテンツを複数人に送信可能)に対応するので音楽の楽しみ方が広がります。Bluetooth 5.3では、Connection Subrating機能により更なる省電力と再生停止などのレスポンス向上が期待できるので、個人的にはLE Audio対応の本命はBluetooth 5.3だと考えています。

iPhone 14シリーズもBluetooth 5.3対応しているのですが、新規格を活用した新しい音楽体験は提供されていない状況です。もしかしたら、今年秋の新型iPhone発表に合わせてワクワクするニュースが発表されるかもしれません。SRS-XB100についても、現時点ではBluetooth 5.3だからといって明確なメリットがある状況ではありません。2023年5月30日にLinkBuds Sがベータ版という位置付けですがSONYの再生機器としては初めてLE Audioに対応しました。SONY製スマートフォンのXperia 1 IVやXperia 5 IVなどハイエンドモデルはLE Audioに対応済なので、SRS-XB100がLE Audioに対応すると動画再生時の口と音声のズレが気にならなくなって楽しみが広がると思います。

また、SRS-XB100はスマホアプリ”Music Center”に対応しているので、バッテリー残量確認やStereo Pair機能(2台使ったステレオ再生機能)の管理、ファームウェアアップデートなどができます。

実際に使ってみての感想

結局、冒頭で書いた「プールサイドで音楽を聴きながら一日中のんびりする」という妄想は一度も実行してません。去年はCOVID影響でリモートワークする機会が多かったので、家でSRS-XB13を使って音楽を聴きながら仕事することが多かったです。ダイニングテーブルで仕事したり、別の場所に移動して使ったりと大活躍でした。SpotifyでWork From Homeや集中するためのプレイリストを聴いてました。

バッテリーが16時間持つので、仕事が終わってあとはベッドルームに移動させてリラックスしたり、寝るときのプレイリストを聴いたりと一日中使っていました。音は期待しすぎるのは良くないですが、音楽を楽しめる程度の音質はあります。

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