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装着感と音質がかなり向上したAnkerのSoundcore Sleep A20

リラックスしながら好きな音楽を聴いたり、寝るときに雨の音を聞いたりしたくなるので寝ホンを好んで使っています。宮地商会M.I.D.が取り扱うADVANCEDブランドの有線寝ホンを2世代使っていました。コードが煩わしいのでワイヤレスタイプのAnkerのSoundcore Sleep A10に乗り換えていました。Ankerの後継機、Soundcore Sleep A20が発売されたということなので早速買ってみました。

Anker Soundcore Sleep A20の外観と仕様

Anker Soundcore Sleep A20の箱は最近のAnkerやApple製品の傾向かもしれませんが小さいですね。箱を開けると装着時の注意書きが書かれた中蓋が見えます。耳に装着する際にフィットする角度にするために少しひねってくださいという説明です。説明が英語なのは、世界でパッケージを共通化して省力化しているということでしょうかね。正規品で保証が受けられる製品であれば問題ありません。

中蓋を開けると本体及び付属品が入っています。イヤホン本体は充電ケースの中に入っています。付属品は、イヤーチップ(7種)、イヤーウィング(3種)、USB-C & USB-A ケーブル、クイックスタートガイド、です。

イヤーウィングはデフォルトでMサイズが装着されていますので、好みに応じて変更できるようにSサイズとLサイズが付属しています。そのためトータルで3種類です。イヤーチップはノイズブロックのために切れ込みが入っているBreathable Ear Tips(通気性のあるイヤーチップ)がSからLまで3種類、切れ込みが入っていないSealed Ear Tips(密封されたイヤーチップ)がXSからLまで4種類、合計7種類付属しています。イヤホン本体にはSealed Ear TipsのMサイズが装着されています。

上の写真だと切れ込みが分かりづらいと思いますので、イヤーチップのみの写真を載せておきます。黄色の丸で囲った場所が切れ込みです。

同じ切れ込みは反対側もあります。また、切れ込みだけではなく中央近くに2個穴が開いています。下に載せているのは、Breathable Ear Tips(通気性のあるイヤーチップ)とSealed Ear Tips(密封されたイヤーチップ)のSサイズの写真です。Breathable Ear Tipsは合計4か所から空気が出入るする形になるので、ノイズブロック効果と引き換えに発生する圧迫感を抑えたい人に適していますね。

イヤーチップを本体に付けるときは本体のでっぱりとイヤーチップのへっこみが合うようにして付けます。大体の位置ではめると位置が合うのでイヤーチップ変更はそんなに難しくありませんでした。イヤーウィング含めて快適になるように試行錯誤してみるのが良いと思います。

仕様を以下の通り比較してみます。サイズはほとんど同じですが、充電ケースを含む重量が10g程度軽くなっていますね。仕様上、一番大きな改善点は再生可能時間がBluetoothモード(スマホで音楽等を再生するモード)で最大10時間持つようになったことですね。今までA10を使っていると、休日に朝遅めに起きた後にベッドで音楽を聴こうとするとバッテリーがなくなっていることが多々ありました。これが改善するのは大歓迎です。

モデルSoundcore Sleep A20Soundcore Sleep A10
外観
サイズ約6.6 x 6.6 x 2.9cm約6.8 x 6.8 x 2.7cm
重さ(イヤホン本体 片耳)約3g約2.9g
重さ(イヤホン本体 + 充電ケース)約53g約65g
防水規格IPX4IPX4
通信規格Bluetooth 5.3Bluetooth 5.2
BluetoothプロファイルAVRCP,A2DP
対応コーデックSBC,AACSBC,AAC
再生可能時間(イヤホン本体のみ)Bluetoothモード:最大10時間
睡眠モード:最大14時間
Bluetoothモード:最大6時間
睡眠モード:最大10時間
再生可能時間(充電ケース使用時)Bluetoothモード:最大55時間
睡眠モード:最大80時間
Bluetoothモード:最大47時間
睡眠モード:最大80時間
充電時間イヤホン本体:約1.5時間
イヤホン+充電ケース:約3時間
イヤホン本体:-
イヤホン+充電ケース:約2時間
充電端子USB Type-CUSB Type-C

ここからは、前作A10と比較しながら最新機種のA20を紹介していきます。左がA10で右がA20です。付属品の種類は全く同じですね。充電ケースの大きさはほとんど同じですが、色がよりベージュよりになり形が石ころのようになってデザインは洗練されました。

充電ケースは大きくは変わっていませんが、A20はケースを開けると少し下に沈むように蓋が移動します。また、充電ケース収納時の入れ方が変わりましたね。最初は使い勝手が変わって戸惑うはずですが、使っていくと慣れていくでしょう。A10を使い始めたとき

イヤホン本体は前作A10と比較してみます。写真では左にA10、右にA20を置いています。A20買うときには「長時間の装着でも疲れにくく寝返りを打っても快適にご使用いただけます」という説明を読んでいたので、本体が小さくなるものだと思っていました。そのため、本体を見た時はけっこう驚きました。前作A10の方が小さく見えますよね?公式サイトの説明には、「人間工学に基づいた立体的なデザインと柔らかい素材のイヤーチップを採用」とも書いてあるので、きっと快適なんでしょう。

実際に使ってみての感想

製品特長にもなっている「長時間の装着でも快適に使用できる」という点ですが、これは本当に嘘偽りがありませんね。今までA10を使っているときに捻って装着すると耳の一部分が痛くて気になっていたのですが、これが全くなくなりました。製品を見た時は前作A10の方が小さく見えたので本当に装着性が快適になったのか気になっていたのですが良い意味で裏切られました。

装着した瞬間は違和感があるのですが、製品の箱を開けたときに見えた装着時の注意書きに書いてあるように少しひねると耳にフィットして痛みがなくなります。商品説明に「人間工学に基づいた立体的なデザイン」という言葉があるので、うまく耳にフィットして快適になるようにデザインされているのでしょうか。

この快適性だけでも十分にお勧めできる製品ですが、前作A10と比較して音質が非常に向上していますね。A10では音楽を問題なく聴くことができていましたが、A20では音楽を問題なく楽しめることができるようになりました。いわゆる音の解像度が格段に向上してして、外出時に使っているWF-1000XM4と比較してみたいと思えるようになりました。ここまで音質が向上すると外出時、例えば音楽を聴きながら仕事できる環境にいる人には長時間装着しても耳に負担が少ないのでお勧めできます。

一週間、毎日使ってみたのですが装着感と音質は大満足です。一方でイヤーチップで耳が密封されているので圧迫感がありました。そのため、Breathable Ear Tips(通気性のあるイヤーチップ)に変更してみました。これで圧迫感が消えると製品に対して全く不満はないです。

製品の使用感ではありませんが、色が真っ白からベージュに変わったので製品の雰囲気がかわいくなりましたね。個人的にはすごく印象が良い変化です。また、ケースデザイン変更もあり全体的に製品デザインが「こなれた」という印象を持ちました。

定価が16,990円と前作A10から4,000円値上げしています。そのため、寝ホンとして考えると少しお高いですが、昼間に長時間使えることも考慮すると納得できると思います。快適な寝ホンが欲しい人や長時間装着した際に耳に負担をかけたくない人にはおすすめできる商品です。良かったら検討してみてください。

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