PR
Appleガジェット

4年ぶりに買い替えたApple Watch Series 9。これまでの機種との比較と違い

Apple Watchを4年ぶりに買い替えました。Apple Watch Series 3を買ってから2年後にSeries 5に買い替えたので、その2年後に発売されたSeries 7に買い替える予定だたったのですが結局Series 9まで買い控えてました。今までの、機種との比較をしながらApple Watch Series 9をレビューしたいと思います。

Apple Watch Series 9からSeries 5までの比較と違い

今まで使っていしてたApple Watch Series 5から最新機種Apple Watch Series 9まで機能向上した点を太字にして比較してみました。

項目Apple Watch Series 9Apple Watch Series 8Apple Watch Series 7Apple Watch Series 6Apple Watch Series 5
画像
ケース41mmまたは45mm41mmまたは45mm41mmまたは45mm40mmまたは44mm40mmまたは44mm
ディスプレイLTPO OLED常時表示RetinaディスプレイLTPO OLED常時表示RetinaディスプレイLTPO OLED常時表示RetinaディスプレイLTPO OLED常時表示RetinaディスプレイLTPO OLED常時表示Retinaディスプレイ
ディスプレイ輝度最大2,000ニト最大1,000ニト最大1,000ニト最大1,000ニト最大1,000ニト
ディスプレイガラスIon-Xガラスディスプレイ、サファイアクリスタルディスプレイIon-Xガラスディスプレイ、サファイアクリスタルディスプレイIon-Xガラスディスプレイ、サファイアクリスタルディスプレイIon-Xガラスディスプレイ、サファイアクリスタルディスプレイIon-Xガラスディスプレイ、サファイアクリスタルディスプレイ
モデルGPSモデルとGPS + CellularモデルGPSモデルとGPS + CellularモデルGPSモデルとGPS + CellularモデルGPSモデルとGPS + CellularモデルGPSモデルとGPS + Cellularモデル
チップS9 SiP(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載)、W3ワイヤレスチップ、第2世代の超広帯域チップS8 SiP(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載)、W3ワイヤレスチップ、U1チップ(超広帯域)S7 SiP(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載)、W3ワイヤレスチップ、U1チップ(超広帯域)S6 SiP(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載)、W3ワイヤレスチップ、U1チップ(超広帯域)S5 SiP(64ビットデュアルコアプロセッサ搭載)、W3ワイヤレスチップ
操作触覚的な反応を返すDigital Crown、サイドボタン、ダブルタップのジェスチャー、デバイス上のSiri触覚的な反応を返すDigital Crown、Siri触覚的な反応を返すDigital Crown、Siri触覚的な反応を返すDigital Crown触覚的な反応を返すDigital Crown
センサー皮膚温センサー、血中酸素ウェルネスセンサー、電気心拍センサーと第3世代の光学式心拍センサー皮膚温センサー、血中酸素ウェルネスセンサー、電気心拍センサーと第3世代の光学式心拍センサー血中酸素ウェルネスセンサー、電気心拍センサーと第3世代の光学式心拍センサー血中酸素ウェルネスセンサー、電気心拍センサーと第3世代の光学式心拍センサー電気心拍センサーと第2世代の光学式心拍センサー
生活高心拍数と低心拍数の通知、不規則な心拍リズムの通知、心電図アプリ、睡眠ステージ高心拍数と低心拍数の通知、不規則な心拍リズムの通知、心電図アプリ、睡眠ステージ高心拍数と低心拍数の通知、不規則な心拍リズムの通知、心電図アプリ、睡眠ステージ高心拍数と低心拍数の通知、不規則な心拍リズムの通知、心電図アプリ、睡眠ステージ高心拍数と低心拍数の通知、不規則な心拍リズムの通知、心電図アプリ、睡眠ステージ
安全海外における緊急通報、緊急SOS、衝突事故検出、転倒検出海外における緊急通報、緊急SOS、衝突事故検出、転倒検出海外における緊急通報、緊急SOS、転倒検出海外における緊急通報、緊急SOS、転倒検出海外における緊急通報、緊急SOS、転倒検出
耐水50メートルの耐水性能50メートルの耐水性能50メートルの耐水性能50メートルの耐水性能50メートルの耐水性能
防塵防塵性能(IP6X)防塵性能(IP6X)
通信LTE、UMTS、Wi-Fi 4、Bluetooth 5.3LTE、UMTS、Wi-Fi 4、Bluetooth 5.3LTE、UMTS、Wi-Fi 4、Bluetooth 5.0LTE、UMTS、Wi-Fi 4、Bluetooth 5.0LTE、UMTS、Wi-Fi、Bluetooth 5.0
GPSGPS/GNSS、コンパス、常時計測の高度計GPS/GNSS、コンパス、常時計測の高度計GPS/GNSS、コンパス、常時計測の高度計GPS/GNSS、コンパス、常時計測の高度計GPS/GNSS、コンパス、気圧高度計
スピーカー、マイク内蔵スピーカーとマイク内蔵スピーカーとマイク内蔵スピーカーとマイク内蔵スピーカーとマイク内蔵スピーカーとマイク
容量容量64GB容量32GB容量32GB容量32GB容量32GB
バッテリー駆動時間最大18時間
低電力モードで
最大36時間
最大18時間
低電力モードで
最大36時間
最大18時間最大18時間最大18時間
充電高速充電高速充電高速充電

Apple Watch Series 5では常時表示ディスプレイが大きなポイントでしたが、その後も画面解像度が大きくなりセンサー性能も向上してますし、Wi-Fi 4(802.11n)や高速充電に対応するなど日頃の使い勝手に影響する性能も向上してます。

Apple Watch Series 6からチップ名称は変わっていても実際は性能には変化がなかったのですが、最新機種Series 9でとうとう状況が変わりました。Series 9では、これまでと比較して60%も多い56億個のトランジスタを詰め込んだ新しいデュアルコアCPU、機械学習のタスクを最大2倍速くこなす新しい4コアのNeural Engineを搭載しました。この新しいチップのおかげで、ダブルタップのジェスチャーと、デバイス上で動作が完結するSiriに対応することができました。

基本性能という面では、ディスプレイ輝度が最大2,000ニトとこれまでの2倍となりました。これにより、明るい太陽光の下でも文字がより読みやすくなります。逆に、暗い部屋や早朝の場合、近くにいる人の邪魔にならないように、ディスプレイの明るさをわずか1ニトまで下げることもできます。

第2世代の超広帯域チップを搭載することでiPhone 15シリーズと組み合わせて自分のiPhoneの場所を正確に探したり、iPhoneを持つ友達の位置を正確に把握したりできるのですが、これは無線関連規制により日本では使えません。この機能は本当に魅力的だったので非常に残念です。

Apple Watch Series 9、Apple Watch Ultra 2、Apple Watch SEの一部のケースとバンドの組み合わせは、Appleで初めてのカーボンニュートラル製品になります。また、Apple Watchのパッケージは100パーセント繊維ベースになるように再設計されているようです。

こうやって比較すると、Apple Watch Series 5とSeries 6ユーザは画面解像度やセンサ性能が向上している最新機種Series 9に変える利点が多くあると思いますが、Series 7以降の機種を使っている人は悩ましいですね。もし、自分がSeries 7以降の機種を持っていた場合は来年のSeries10まで待つと思います。

Apple Watch Series 9とApple Watch SE (第2世代)の比較と違い

今年はApple Watch SEはアップデートされなかったのですが、Series 9と比較すると以下の点が異なります。

  • ディスプレイ性能(Series 9 は常時表示対応、SEは常時表示されない)
  • チップ性能(Series 9は60%トラジスタ数が増えたS9 SiP、SEはS6から変わっていないS8 SiP)
  • 操作機能(SEはダブルタップのジェスチャーとデバイス上で実行可能なSiriに非対応)
  • センサー性能(SEは皮膚温センサーと血中酸素ウェルネスセンサー、電気心拍センサーがなく、光学式心拍センサーは第2世代)
  • 防塵性能(SEは防塵性能なし)
  • 容量(Series 9は64GB、SEは32GB)
  • バッテリー駆動時間(SEは低電力モード非対応)
  • 充電性能(SEは高速充電非対応)
  • 価格(Series 9は59,800円、SEは34,800円から。約25,000円の差。)

今年、SEはアップデートがなかったのですが、3000円値下げされて価格が3万4800円からとなりました。Series 9はSeries 8と同じ5万9800円からなので、価格差25,000円と機能・性能差を天秤にかけてどちらを優先するかの判断でしょうか。個人的には、常時点灯に拘らず、iPhoneの通知を確認したり運動の記録を取る用途であれば、SEで十分だと思います。実際、SEと同じ光学式心拍センサーを搭載するApple Watch Series 5で4年間毎日ランニングとワークアウトを記録してきたのですが、満足していました。逆に、価格が予算的に問題なく、新しいガジェットが大好きな人はSeries 9が良さそうです。

Apple Watch Series 9の外観と仕様

非常にシンプルな梱包ですが、配送用の箱にApple Watchの白い箱が入ってました。AppleはCO2排出のためと言ってますが、商品パッケージが小さくなれば輸送コスト削減にもつながってますよね。Series 5と比較するとApple Watch本体とベルトが入っているのかと疑うくらい箱が小さいです。

箱を開けると今までと同じように本体とベルトが様々なタイプのApple Watchが描かれた梱包用パッケージに入っています。機能や性能には関係ありませんが、開封する時にわくわくさせてくれるのは良いですよね。

Apple Watch本体が入った箱は、本体と充電用ケーブルが入っています。Apple WatchはSeries 7からUSB充電器が付属しなくなり、高速充電に対応したこともありUSB-AではなくUSB-Cの充電ケーブルが付属するようになりました。

Apple Watch Series 5は高速充電に対応していないのでUSB-Aタイプの充電ケーブルが付属していたのですが、Series 9含めたSeries 7以降の機種では高速充電機能を備えた丈夫な編み込み式のUSB-C充電ケーブルが付属するようになりました。

編み込み式のUSB-C充電ケーブルだったのでソロループにぴったりで気にっている充電台にケーブルが入るか心配だったのですが、全く問題ありませんでした。ケーブルには十分な柔軟性があるので、きれいに充電台に収まって良かったです。

Apple Watch用のベルトは購入時に選択できます。例えば、ループ系バンドだとラバー素材を使ったソロループとテキスタイル素材を使ったスポーツソロループがあります。スポーツソロループはいくつかの新しいスポーツソロループはカーボンニュートラルのバンドとなります。

今回は発売されてから軽量さが気に入ってちぎれてもちぎれても買い続けているソロループにしました。Apple Watch用バンドは季節によってカラーバリエーションが変わっているのですが、秋冬には個人的に仕事とプライベート両方で使いやすいので一択になっている黒系バンドがあるので嬉しいです。Apple Watch本体では黒系はミッドナイトという色なので、バンドも本体と合わせてミッドナイトにしました。

Apple Watch本体デザインは非常にきれいです。デザインはSeries 4で変わってから背面のセンサ部分以外は変更されていません。適度にコーナー部分が丸くなっているのですが、画面解像度が上がって画面全体まで情報が表示されていてスマートウォッチとしてはデザインは完成された感じがします。

Apple Watch Series 6まではブラック系としてスペースブラックという色がありましたが、Series 7以降はブラック系はミッドナイトという色になりました。下の写真の右が最新機種のSeries 9、左がSeries 5です。スペースブラックは光沢のあるグレーが入ったブラックに見えますが、ミッドナイトはほとんどブラックですが少しだけ濃いブルーが入っているように見えますね。

Apple Watch Series 7以降の機種では画面解像度が高くなったので、Apple Watch本体の画面全体に情報が表示されています。仕様比較すると、ディスプレイ輝度がSeries 8と比較して2倍の最大2,000ニトになっています。下の写真左がそれぞれ輝度を最大に設定した最新機種のSeries 9、右がSeries 5です。部屋の中では違いが分かりませんが、以下の写真のように外で太陽の下で比較するとSeries 9のほうが明るく見やすいですね。

実際に使ってみての感想

Apple Watchは毎日のランニングなどに使っているのですが、まだ外で使っていません。Series 5から乗り換えたので、画面解像度が向上したので純粋に感動しました。やはり、ベゼルの枠が狭くディスプレイの端まで画面が表示されると気持ち良いですね。下の写真の右が最新機種のSeries 9、左がSeries 5です。

Series 5からの変更という面では、高速充電や各種センサー追加など機能向上しているのですが、これはもう少し長い期間使ってみないと分からないですね。

Apple Watch Series 9の目玉機能とも言うべきダブルタップのジェスチャーですが、いろいろなアプリを立ち上げて試してみたのですが、全く使えませんでした。調べてみると「来月のソフトウェアアップデートで利用できるようになります」という記載がAppleのWebサイトに書いてあるのを見つけました。こちらも来月のアップデート後に確認したいです。できれば、ワークアウト終了操作がダブルタップのジェスチャーで実行できるとよいのですが、これは来月までのお楽しみになりました。

スポンサーリンク

コメント