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2021年5月のタイ(バンコク)での入国から隔離(ASQ)用ホテルへの移動までの手順

仕事で日本からタイ(バンコク)に入国しました。日本もそうですが、タイでも非常事態宣言を出していて5月末までの予定が7月末まで延長が決まりました。現在は入国後に約2週間の隔離期間を特定ホテルで過ごす必要があるのですが、タイ入国手順や隔離用ホテルでの過ごし方などを共有します。

タイ(バンコク)入国手順

日本からスワンナプーム国際空港に到着すると、至る所にビニール製の防護服を着たスタッフがいて進む方向を教えてくれます。また、セキュリティ目的だと思いますが、軍隊のような服装の人がスマホでこちらの写真を撮っていました。
空港ではタイ航空の機体が少しだけ止まっていました。また空港の中は降りた乗客以外はスタッフしかいませんし、むしろ乗客よりスタッフのほうが多いですね。以前のような活気がある空港ではなくなってしまっているので、非常にさみしい感じです。

スタッフの指示に従って歩いていくと、20席くらいあるイスに座って書類が揃っているか簡単に確認されて、クリップが付いている番号札を渡されます。これを洋服に付けて入国ゲートに向かって進んで行きます。歩ける場所以外にはロープが張っていて単純に前に進むことしかできませんし、迷うことは一切ありあません。

その後、ドキュメント確認するブースがあり、一人ずつCOE(入国許可書)など提出します。医療保険証などCOE取得時に提出した書類も見せる必要があるので、COEだけではなく関連書類は全て印刷して機内持ち込みするのが無難ですね。COE取得したのだから取得に必要な書類は見せる必要ないよね?と思いましたが、見せろと言われた書類は見せたほうが良いです。ドキュメント確認後に検温があり、問題なければピンクの紙を渡されるのでこれを持って先に進みます。

入国ゲートの場所に到着すると、さらにドキュメント確認するブースがあり、一人ずつ確認されます。ここでは、内容を確認するというより、書類やパスポートなどをスマホを使って写真を撮っていたので、記録することが目的のようです。これが終わると、通常の入国ゲートでの手続きになります。パスポートと入国フォームを確認して、指紋スキャンと顔写真を撮られて無事入国することができます。今回はANA便で入国したのですが、30席くらいあるビジネスクラスで乗客が3名くらいしか見えなかったこともあり、入国までは非常にスムーズでした。

荷物を受け取るエリアも該当場所以外はロープで行けないようになっていますので、迷うことは一切ありません。通常は荷物が出てくるまでに受け取り場所の真横にあるショップで現地で使えるSIMカードを購入するのですが、もちろんショップはクローズしています。荷物受け取り場所では、カートが一定間隔あけて置いてありました。到着するとちょうどスーツケースが流れてきたので、それをピックアップして税関エリアを超えたら空港到着ロビーに行くことができます。

ASQホテルへの移動

ASQとは、ALTERNATIVE STATE QUARANTINE の略称で、タイ政府代替検疫施のことです。タイ入国の際はASQパッケージと言われる隔離用場所=ホテルと提携病院による検疫サービスがセットになった宿泊プランを自前で予約する必要があります。

実は、空港到着ロビーでも進行エリア以外にはロープが張ってあり、ホテル名を告げると担当者が来て予約確認書類と陰性証明書、健康状況確認フォームなど書類を見せます。空港到着ロビーにはSIMカードやタイティーのショップがありますが、もちろんお店へ立ち寄ったりもできません。

ASQパッケージには空港からホテルまでの移動手段も含まれていて、バンのような送迎車に一人ずつ乗せられてホテルまで移動します。もちろん、ここのスタッフもビニールの防護服を着ていますし、送迎車は運転手と乗客の間はビニールでしっかり仕切られています。隔離期間が終わるまでは一切ホテルの外に出ることはできないので、このタイミングが唯一バンコクの空気を感じることができるチャンスです。

ホテルの裏口の搬入口のような場所に到着すると、外で靴を脱いでホテルの部屋にあるようなスリッパに履き替えて、履いていた靴は渡された袋に入れて自分で運びます。チェックインも外での対応になるのですが、ここで飛行機チケットなど必要書類を見せてチェックインします。その後、LINEでホテルのQRコードをスキャンして連絡できる状態にしておきます。

入国から隔離用ホテル移動までのTips

必要書類などは手続きする際に分かると思いますので、ここでは実際に入国と隔離用ホテルに移動してみてのTipsを書き留めておきます。

  • 全ての関連書類を印刷しておく:COEや陰性証明書だけではなく、COE取得時の書類など提出を求められました。Eチケットやホテル予約確認書類含めて関連書類は全て印刷して持参するのがベターです
  • 現地で利用可能なSIMを事前購入しておく:入国時の手続きやホテルのチェックインの際にタイ現地の電話番号を聞かれました。もちろん、着信可能な日本の電話番号でもよいと思いますが、現地の電話とデータ通信ができるようにしておいたほうが良さそうです。
  • LINEを事前にインストールしておく:ホテルチェックイン時に今後の連絡用にLINEでホテルアカウントを登録する必要があるので、事前にインストールしておいたほうが良いですね。

上に書いたSIMですが、私が実際に事前購入して現地で使ったものを紹介しておきます。iOSを最新版にしたiPhone SE(初代)ではSIMカードを入れ替えるだけで特別な設定をすることなく使用できました。通信速度が遅かったり追加チャージできないこともありますが、使用期間も長めでおすすめです。

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