ミニチュア・ワンダーランドについて
ミニチュアワンダーランドは、ハンブルクの観光地の中心地から徒歩圏内の倉庫街にある世界最大の鉄道模型の博物館です。ここでは、1490㎡の敷地にて1040台の鉄道、9250台の自動車、26万体のフィギュアなどが使用され、ドイツやスイス、イタリアなどの約13都市が再現されています。
ミニチュア・ワンダーランド内はいくつかのフロアに分かれていて、そのフロアにある都市を再現した巨大なジオラマがあります。例えば、ここでは野外ライブがジオラマ化されているのですが、左に見える小さな点々が人のフィギュアにのなります。また、右にトンネルと車が見えると思うのですが、その先にも小さな街が広がっています。
例えば、ライブ会場にはこのように多く人がイベントを楽しんでいる状況が多くのフィギュアを使って表現されています。反対側に少しだけ人が見えると思いますが、このジオラマのセットが向こうまで一体化されているんです。
右のトンネルを見ると向こうの街へ行く自動車やこちらへ来る自動車が見えますよね。
トンネルを抜けるとこのように別の街が広がっています。
このミニチュア・ワンダーランドがすごいのが、室内が定期的に昼から夕方、そして夜といった具合に時間が変化していくんです。時間の変化に応じて、明かりがついてまるで本当に時間が経っていくように感じることができます。例えば、先ほどの野外ライブ会場では昼間から飲んだくれてライブが始まるのを待っていた人たちが夕方になってさらに飲みながら踊ったりしているように感じることができます。しかも、フィギュアはただ立っているだけではなくて生きているように何かストーリーがあるんですよね。これがすごく面白いところで、あの人たちが何々していて向こうの人が何々していると想像を膨らませてみる人それぞれがストーリーを作って楽しむことができるんです。
さて、夜になってようやくライブが始まりました!(ちなみに、人のフィギュアは動いたりはしません)
鉄道模型の初物館なので鉄道の運行管理もされています。画面に映っているのが実際にジオラマ内を走っている電車です。人がこの画面の前に座っていたので、何かしら管理してるのだとは思うのですが、すいません、よくわかりませんでした。
様々な都市
せっかくなので、撮った写真からいくつかジオラマの雰囲気が分かる写真を紹介します。ここは、たぶんスイスの山と麓の街を表現しているのだと思います。手前には山に囲まれた小さな町と駅があります。ちなみに、一番奥に見える景色は壁に描かれた絵です。うまく人が映らないように写真を撮ると、まるで本当の風景に見えます。
奥の山を注目すると、クラシックカーのレースが開催されているようですね。よく見ると、カーブの辺りでカメラで撮影している人がいたり、建物の前にはきれいな女の人がいて何かイベントに花を添えてる人なのでしょうか。とにかく、こういう想像というか妄想が楽しいです。
これは2枚前のスイスを上から見たときの写真です。場所によっては上のほうを通ったときに下に広がる景色をみることもできます。
違う場所に行くと、なんと空港もあります。ここも奥を見ると人が見えると思いますが、空港を囲むように街並みも再現されています。空港では航空ショーが開催さているのが見えますね。奥にはドイツのスーパー「REWE」っぽいものが見えます。
この空港はかなり大きくて国際線の旅客機なども離発着しているようですね。ちなみに、ここはナフィンゲン空港という架空の空港のようです。
ちなみに、この空港では本当に離発着します。。。
夕暮れのナフィンゲン空港。多くの飛行機が着陸する時間帯なのでしょうかね。タクシーや迎えの車がたくさん到着ゲート付近でピックアップしています。この写真だけ見ると本当に空港を撮ったように見えませんか?これは大げさかもしれませんが、大きなジオラマを様々な角度から様々な時間帯で撮ると、毎回異なるストーリーが思いついて写真を撮るのを止めることができなくなるのです。
これは、ターミナル間を移動してる途中にガラス越しに撮影したときです。といっても良いような写真だと思います。ピントがずれて歩いてるときに撮ったような感じが出てます。
ここはミニチュア・ワンダーランドがあるハンブルクを再現しているジオラマです。
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