PR
PC

キーボードとマウスをUSBドングルのみで接続できて使いやすいマイクロソフトのWireless Desktop 900

マイクロソフトのハードウェアは良くできてますよね。ということで、無線のキーボードとマウスがセットになったWireless Desktop 900をレビューします。

Wireless Desktop 900とは

Wireless Desktop 900は、ワイヤレスのキーボードとマウスがセットになった製品です。キーボードは、テンキーも搭載しているフルサイズキーボードで、ノートPCに近い静かなキータッチで快適なタイピングが可能です。また、マウスは、左右どちらの手にもなじむようにデザインされていて、サイズも比較的大きめなので毎日使うのにちょうどよい大きさです。

使用する際には、マウスの中に格納されているUSBドングルをパソコンに挿します。このUSBドングルをパソコンに挿してマウスの電源をONにすると、キーボードとマウスを使用することができます。USBドングルとキーボードは AES(Advanced Encryption Standard)暗号化技術に対応しており、キー入力を暗号化して個人情報を保護することができます。また、USBドングルは、製造段階でキーボードとマウスと恒久的に関連付けられているので、キー情報が無線で外部に漏れる心配はありませんし、Bluetoothのようにパソコンと接続するためのペアリング操作なども必要ありません。

実際に使ってみてのレビュー

まず、買う前は予想してなかったのですが、USBドングルによる接続は使い勝手良いですね。Bluetoothキーボードとマウスで必要だったペアリング操作が必要ないのはストレスフリーですね。実際に、iPadではUSBドングルを接続するだけで、キーボードとマウスを両方使うことができます。特に、iPadOS 13.4以降ではマウスに正式対応したので、相性がすごく良いと思います。

キーボードのデザインは、それぞれのキーが分離しているアイソレーションタイプになっていて、いわゆるモダンなデザインです。ベーシックなきれいなデザインで良いと思います。キータイプの感触もノートパソコンと同じ浅目で、タイプ音が静かなのはいいですね。また、適度な傾きがあるからか打ちやすく感じました。

マウスは比較的大きめで長時間の利用に適しています。外に頻繁に持ち運ぶ製品ではないので、これくらい大きなマウスのほうが助かります。

逆に、いまいちだったのはキーボードの配列、というか配列による特殊なキーピッチです。Surface キーボードのレビューでも同じコメントを書きましたが、マイクロソフトのキーボードは基本的に英語配列を前提に横幅が設計されているようです。そのため、その筐体にキーの数が多い日本語配列を実装するとどうしてもどこかのサイズを小さくする必要があるようですね。写真でも分かると思うのですが、右側が少し小さくなってます。特に、DeleteキーとEnterキーが小さくなっているのですが、これがかなり致命的な弱点です。元々、英語配列に慣れていて、日本語配列のEnterキーが使い慣れてないということもあると思いますが、これは小さすぎると思います。

英語配列が好きな人には問題点があると思いますが、キーボードやマウスは慣れが一番重要ですよね。使うキーボードがこれ一台だけという方は、徐々に慣れていくと思うので問題ないと思います。接続の簡単さやデザイン、キータッチなど値段と使い勝手のバランスを考えると良い製品だと思います。

もし、英語配列が良いという人には、英語配列を選択できるSurfaceキーボードをお勧めします。こちらもレビューしてますので、良かったら合わせて読んでください。

スポンサーリンク

コメント